FINAL FANTASY II GBA版
プレイ日記

本編その5(ミシディアの塔をクリアすると〜パラメキア城)



38.ミシディアの塔をクリアすると

フィールドのエンカウントテーブルがガラリと変わり、
フィールドでザコ敵として
キャプテン等が登場するようになります。
今まで散々稼ぎ相手として世話になった相手も遂にザコ扱いです。
海域や、パラメキア、ミシディアも独自のエンカウントテーブルの変化を遂げているので
モンスター図鑑を埋めるために、一度彷徨ってみるのもいいかもしれません。



39.フィン城〜フィンの町

さて、フィンに戻ると近くに竜巻がいます。
皇帝の魔力によって生み出された移動要塞とでも言いましょうか。
まず王女と話し、【たつまき】を覚えましょう。
そのあとは鏡の間でペンダントを使い、飛竜を誕生させます。
そしたら町まで降りて、ポールに【たつまき】を訊ねましょう。
すると、ポールの隠し財産を戴くことができます。
ここには黒装束、ブラッドソードをはじめとする強力なアイテムが
いっぱい手に入るので、必ず入手しておきましょう。
ここまで来た段階で、怖い物質属性への耐性のある防具が
味方全員に行き渡ったはずです。
(リボン、黒装束*2、白のローブ)
これらは必ずばらけて装備させるようにしましょう。

飛竜を誕生させた状態で、フィールドの竜巻に触れれば
勝手に飛竜に乗って侵入することが出来ます。



40.竜巻

結構構造が多岐にわたり、進んでみたら行き止まりだった、なんて事が多いです。
しっかりと進路を確認しておきましょう。

ここのお宝としては1階のリッパーナイフ、
5階のディフェンダーが目玉です。
特にディフェンダーは現時点で一番攻撃力の高い剣でありながら、
同時に現時点で一番回避率の高い盾よりも更に回避率が高いという夢のような性能です。
後は宝の内容はどっちでもいいですが、開けたと同時にモンスターに襲われる宝箱があります。
ジェネラルとグリーンドラゴンが出る宝箱です。
ジェネラルはルーンアクス等を落とすことがありますが、
ここで粘らなくてもすぐに次の目的地であるパラメキア城でモリモリ出てくるので
スルーしといていいでしょう。
問題はグリーンドラゴンです。
こいつは稀に癒しの杖を落とします。
SORに向けてリチャードを育成する必要がありますが、
パラメキア城に行く前に育成を終える必要があります。
ここで、癒しの杖を取っておくと育成が非常にやり易いです。
セーブ、リセット&ロードを繰り返して是非入手しておきましょう。
自分は運良く1発ゲットしました。

またここの6〜7階ではそこそこの確率でウィザードに遭遇できます。
フィン城で満足にウィザード狩りができなかった場合は
ここで行うといいでしょう。
最終的にはレオンハルトを含むメイン4人、+リチャード分くらいは欲しいです。
コレクターなら更にアイテム欄に残すためにもう一つといったところでしょうか。
ここでのウィザードを逃すと、パラメキア城で一応会えますが、エンカウント率が低いし
やはり再突入できない、しかもテレポ、デジョンで脱出できない
なのでオススメできません。
あとはエンカウント率最悪の闘技場で粘るしかありません。

そしてボス、皇帝です!
まず前座で親衛隊と戦わされます。
とはいえ、ザコとしても登場していた敵だし、
ここまでこれたならてこずる相手でもないでしょう。
そして3戦目でいよいよ皇帝と対峙です。
しかし皇帝は後ろに下がり、親衛隊とウッドゴーレムを盾にしています。
ウッドゴーレムは炎が弱点なので、ファイアが育っていれば意外と早く退治できます。
打撃で攻めるにはあまりにも防御力が高いので
バーサクを重ねがけして対応するしかないでしょう。
親衛隊はまぁいいでしょう。
さて、問題の皇帝ですが、テレポで消せます(笑)
体裁を気にしないなら、さっさと消してしまいましょう。
ただしバリアを使われると物質属性に耐性ができる可能性が極めて高いので
そうしたら地道にダメージを与えるしかありません。
とは言ってもやはり大して強くありません。
正直ウッドゴーレムのが強いくらいです。
普通に勝てると思います。
また皇帝は稀にディフェンダーを落としますが、
確率的に粘るのはちょっとキツイです。
特に頑張らなくてもいいでしょう。



41.フィン城〜パルム

皇帝を撃破すると自動でフィン城に向かい、
宴が催されますが、
ここで一人の兵士が祝祭を破りに来ます。
ダークナイトのレオンハルトが皇帝に即位したそうです。
ところでこの兵士、ダークナイト=レオンハルトってどうやって知ったんでしょうか?
なかなかのやり手です。
目の前で声を聞いていた妹が分からなかったのにッ!

そしてパラメキア城まで、レオンハルトを説得しに行くことに。
ここでポールの知恵を借りるために町に降りると
なんとそこには傷ついたシドが!
シドは傷ついた身体でベッドまで行くと、飛空船をフリオニール達に託して
息を引き取ります。
くぅぅ〜っ。
シドの心意気、確かに受け取ったっ!

パルムまで向かい、飛空船をゲットです。



42.リチャード育成

さて、このままパラメキア城に突っ込むことはできますが
その前にやることがあります。
パラメキア城でリチャードは壮絶な最期を遂げることになります。
そう、SORに向けて育成しておく必要があります。
ではサクッっと育成に入りましょう。
まずケアル、ブリンク、アスピルを覚えさせます。
アスピルはあればでいいですが、あった方がいいです。
そして一人になる前に軽くMPを増やしておきましょう。

準備が出来たら育成開始です。
まずパーティアタックで他の3人は寝ててもらいましょう。
その後はフィン地下のどこでもいいので小部屋に篭ります。
ここは絶対逃走しないコラムが大量にでます。
コラムが4匹以上いるパーティがいいです。
奇数体出現した場合は、1ターンで4体のコラムから攻撃を受けれるように
敵の最前列を殺して隊列を調整します。
最初のうちは回避レベルが低いので攻撃を食らいますが
金の髪飾り、黒装束、パワーリストでほとんどダメージは1桁に抑えられます。
クリティカルで2桁くらいますが、致命的な深手を負うことはないでしょう。
保険でブリンク、ダメージが気になったらケアルを使えば問題ありません。
回避レベルが3を超えれば、コラムの攻撃は高確率で外れます。
そんな感じで両手盾で素振りを繰り返しながら、コラムの攻撃を受けまくります。
これでまず盾レベルと回避レベルを上げます。
盾は8〜10くらいで充分でしょう。
素の素早さの値が手伝って、アイスシールド1枚で充分回避確率99%に到達できるでしょう。

そのあとはメインウェポンである剣…
と言いたいところですが、今作では何故か槍なので槍にします。
自分は右手にミスリル以下の槍(ジャベリン、スピアなど。敵に大きなダメージを与えないため)、
左手に癒しの杖を持ち、敵を殴る→その傷をすぐさま癒す
の繰り返しで槍の熟練度を上げていたんですが、
後になって
武器の熟練度は戦闘終了時に装備していた武器の種類が上がる
という事を思い出しました。
こんな大事なことをうっかり忘れていました。
つまり、
モーションが一番早く、尚且つ敵にダメージを与えない両手盾で素振りをし、
満足したらトドメだけ育てたい武器の種類に持ち替えて殺せばいい
のです。
これに気付いたときはちょっとショックだった。
ミシディアの塔で杖を素振りさせてたのは癒しの杖のヒット数を上げて、
右手で与えたダメージ以上の回復量を叩き出すため、
竜巻でグリーンドラゴンから癒しの杖を取るのは敵を殺さないため
どっちも無駄でした…(´д`;)
槍でザクザクつついた後、杖でカコーンと回復させるというエフェクトを
何百回と見てたのは時間の無駄だったんですねーーーーッッ!!(ノд`)・゜・

…といった感じで、自分の好みの武器の熟練度も上げておけばいいと思います。
自分は槍を16、剣もなんとなく10、盾を10まで上げ、
回避レベルは11になっていました。



43.キャラ育成(番外)

さて、SORに行くキャラは分かれたときの装備の引継ぎがあります。
物語りも佳境に来ている今、
リチャードにどの装備を餞別にあげるか迷います。
あまり有用なものをホイホイ渡してしまうと、今度本編のラストがキツイです。
かといってヘタレな装備をあげてもSORでだって無用の長物になります。
まぁ換金価値くらいはあるかもしれませんが…。

というわけでここで一気にトードを育てちゃうことにしました。
要はマサムネを餞別にやろうということです。
尚、これをやると難易度が大幅に低下すること確実なので、
正直オススメはしません。
あくまで保険のようなものです。

現時点でトードのレベルが一番高いのはマリアなので、マリアのトードを上げます。
場所はフィンの地上で行いました。
最初はリチャード育成と同じくフィン地下で始めたんですが、
MPの補給が利かないので、すぐに出てきました(笑)
まずマリアに物質耐性のある装備をつけます(リボン、白のローブ、黒装束)。
そして自分にトードを掛けつづけ、
満足行くまで掛けたら今度は敵にトードを発動、カエルにして戦闘終了。
コレを繰り返します。
武器と違ってMPの減り具合で何回使ったかが分かりやすいので
無駄なターンを浪費しなくて済みます。
MPが減ってきたらソーサラーが大量にエンカウントするので
アスピルで頂きましょう。
アスピルのレベルも上がり、一石二鳥です。

さてココで一つ問題。
マリアの回避レベル、1なんですよね(;´д`)
このままでは攻撃くらいまくります。
トードのレベルを上げるどころか皆でSORに逝きそうです。
戦闘開始時に必ずブリンクを掛けましょう。
トード(に限らずこういった集中魔法育成を行う場合か)を育てたい場合、
回避レベルの低いキャラはかならず平行してブリンクを使いましょう。
そのうち回避レベルも上がって攻撃を受けなくなるので
それまでの辛抱です。

このときの自分の育成方針としては
1回の戦闘につき、トードをレベルと同じ回数だけ使い、
トードの全体掛けでトドメを刺す、というパターンを取りました。
この方法の複合利益として、
まずほぼ知性があがります。
そして高い確率で魔力と最大MPが上がります。
熟練度は大体バーの1/3〜1/4くらいでしょうか?上がると思います。
これを繰り返し、トード16を目指します。
自分はトード16になった段階で知性は90を超え、MPは999に到達しました。
回避レベルもなんだかんだで10です。
フリオニール達より高くなってしまいました。
さらに凶悪な破壊力を秘めた魔法が完成してしまい、ウハウハです。

ちなみにこのトード、全体掛けすると凄いことになります。
これはっ……ヤドクカエルだッッッ!!
ウェザー・リポートのヤドクカエルの雨だぁーーーーッッッ!!

ジョジョファンはトード全体掛けで狂喜乱舞していることでしょう。
ってか、マジでキモいです。
カエルが大量に降ってくるエフェクト……あまり何度も見たいもんじゃないっすね。

やっと準備が整ったところでいよいよ神経衰弱ゲームです。
マサムネをゲットするにはゼロミスクリアしなくてはなりません。
これ、一度やってみると分かりますが、
ゼロミスどころか一桁のミスで抑えるのも困難です。
カエルモードまぎらわしすぎっっ!!
しかしこの神経衰弱ゲームには重大な欠陥があるんですね。
32回周期で同じパターンが繰り返されるんです。
なんで最初の数回の結果をメモっといて、
33回目以降になったらそのメモを見てクリアすればいいのです。
これであっさりゼロミス、マサムネ取り放題です。
イージスの盾もかなり有用な代物なので、ついでに取るなら
あえて一回ミスしてからクリアすれば問題ないでしょう。
源氏グッズははっきり言って要りません。
やたら重いうえに激しく魔法を阻害するので、実用性ゼロです。
パンデモニウムの宝箱から一式取れるので、コレクション用としてはそれで充分です。
自分は結果としてマサムネ10振を取りました。
メイン4人の二刀流分の8振+リチャードの餞別2振で計10振です。
まぁ実際使うかどうかは別ですがね。
あまりにも強力すぎるので、コレクションでもいいと思います。
少なくとも本編では使いません。
本編では普通に1振手に入るので、使うのはそれだけです。
すべての育成が終わって、最強キャラが出来上がった後に
パワーゲームとして遊ぶために取っておくにすぎません。

あと今までもなんとなく思っていたんですが、
このトード育成をやっていて確信したことがあって、
敵の逃走確率が極端に減少しています。
今までの機種のFFIIは、こちらが強くなるとフィールドの敵は我先にと言わんばかりに
逃げまくるんですが、
トード育成の際はHP2000のマリアが10ターン以上放置してても果敢に殴ってきました。
ソーサラーさえMP切れの後に殴ってくるほどです。
これは嬉しい変更です。
これを薄々気付いていたからこそ、フィールドで魔法育成にふんぎった部分もありますが。

ただホントに逃げないかというとそうでもないみたいです。
たとえばパラメキア城でエンカウントするゴートスは2体以上いる時は普通に攻撃してきますが、
残り1体になるとそこそこの確率で逃走します。
逃走する行動をとる可能性に何らかの条件が付いたのかも知れません。
まぁ詳しくは分かりませんけど。

まぁ何はともあれ、無事リチャードへの餞別も調達できたということで
いよいよ敵の本拠地パラメキア城へ乗り込みます。
尚、改めて言っておきますが普通にプレイするならこんなことしなくていいです。



44.パラメキア城

まず入り口が分かりません(;´д`)
えらい苦戦してしまいました…。
GBA版のみの仕様で、飛空船に乗るとフィールドがバードビューに傾くんですが、
そのせいでパラメキア城の屋根が分かりにくくなっています。
変に立体感を出そうとして、城等の背の高い建造物はフィールドと違って傾かないので、
画面で見てる絵と実際の位置が微妙にずれてるんですね。
目で見えるパラメキア城の屋上と思われる位置のさらに1ドット上のマスで降りられます。
あ〜〜ッ、まぎわらしいッ!
最初バグってるのかと思ってしまいましたよ。

さてパラメキア城ですが、敵の本拠地だけあって敵も手強いのが揃ってます。
そしてオープニングでぶち殺された黒騎士が出ます!
こりゃあ〜もうお宝を強奪するしかねぇよなぁあ?!
というわけで、黒騎士から余市の弓とサンブレードを満足行くまで奪います。
ついでにジェネラルからルーンアクスも奪ってしまいます。

あと特筆すべき点として、パラメキア城にはサンブレードの入った宝箱があり、
開けるとラミアクイーンとクアールのパーティと戦闘になります。
FC版では魔法防御が上がりにくいため、開けたら死ぬぞ、的な曰くつきの宝箱です。
WSC以降は真っ当に魔法防御が上がるので、FC版ほどの脅威はないので開けていいです。
さて、ここで敵に注目してみましょう。
ラミアクイーンがでます。
そう、ラミアクイーンといえばリボンを落とします。
本編で現在ひとつしかないリボンを手放すのはちょっとつらいので、
ここで2つ目のリボンを入手して、リチャードにあげるのが吉です。
しかし自分は30回くらい挑戦して全然落ちなかったので、
守りの指輪で妥協しました…○| ̄|_
反乱軍のアジトの時は運良かったのにな…。
最低守りの指輪ですね。金の髪飾りでもいいかもしれないですが、
ステータス異常系に耐性がないのは寂しいです。
まぁSOR側でもリボンは入手できるようなので、そっちに賭けましょう…。

もう一つ宝箱の注目点として、サンダースピアの入った宝箱があるんですが、
開けると皇帝の呪いが出ます。
こいつは鉄巨人と同レベルのレアモンスターなので、固定で出現するここで必ず会っておきましょう。
ここを逃すとモンスター図鑑を埋めるのが大変です。
あと皇帝の呪いに限らず、パラメキア城でしか会えない敵、
パラメキア城を最後に会えなくなる敵がいるので
忘れずに会っておきましょう。

以上の点さえ抑えておけば目的は済んだと言えます。
あとは敵を普通に叩き伏せて進めばそんな苦労はしないでしょう。
ボスもいませんし。
リチャードに餞別をあげるのを忘れないようにしましょう。
自分は結局…
マサムネ*2、金の髪飾り(リボンがふたつ取れてれば、内ひとつを)、黒装束、
守りの指輪(リボンが取れてれば、パワーリストあたりでいいかな?)
としました。
真っ当な方法で手に入るもので考えるならマサムネ*2は有り得ないので、
丁度パラメキア城に出現する敵から取れる武器をあげるでいいんじゃないでしょうか?
リッパーナイフ、サンブレード、ルーンアクス等です。
リッパーナイフは敵の防御力に関係なく一定ダメージが約束されるのでオススメかもしれません。
他に余市の弓も手に入りますが、両手持ちになってしまうためオススメしません。

ラスト、甦った皇帝の前に立ち向かうリチャード、カッコいいです。
竜騎士の誇りを感じさせます。
そしてパラメキア城が崩れ落ち、その跡に現れる伏魔殿パンデモニウム!
いよいよラストです。



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