THE ALFEE
AUBE2005
STARTING OVER

2005/06/16 千葉県文化会館

ゼロになれ!
American Dream
Blue Age Revolution
King's Boogie
FLOWER REVOLUTION
終わりなきメッセージ

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

泣かないでMy Love
罪人たちの舟
夜汽車

*** MC高見沢 ***

太陽は沈まない
WIND OF TIME
SLOW DANCER
Justice For True Love
Symphony Of The Alfee
夢の終わりに

*** ENCORE 1 ***

恋の炎
Juliet
OッDORANAI!!
D.D.D! 〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
SWEAT & TEARS

*** ENCORE 2 ***

水曜の朝午前3時

*** MC高見沢 ***

いつも君がいた

(全22曲)


自分的に春ツアーの参加ファイナル。
今回は参加個所こそ少なかったが、
座席に非常に恵まれたので、楽しいツアーでした。
今日も1階7列というかなり前の方で鑑賞する事が出来、非常にありがたいことです。

今日のステージは上から下まで垂れ下げられたカーテンで覆われてました。
横浜では分割されてたので、やっぱ会場ごとに違ったようです。

1曲目、2曲目は固定で3曲目が今回の可変個所。
オープニングが可変するのは近年のツアーでも珍しいところです。
今日のメニューは『Blue Age Revolution』。
桜井さんヴォーカルのへヴィメタルなところだけは共通点?

その後は『終わりなきメッセージ』まで一気にオープニングを駆け抜ける。
『Flower Revolution』では定番になっているドラえもんギターが登場。

最初のMCは幸ちゃんの挨拶から。
当日は雨が降っていたので、
熱気と湿気が篭っちゃって、エライ事になってました。

ツアーもそろそろ大詰め。のこり10箇所を切り、1桁になったようです。
ここで恒例アンケート。
今日が初日ももちろん居るが、
今日がファイナルという人がやはり結構多いみたいです。自分もその中の一人。

いつも通り、楽しい時間を過ごして行ってくださいと締めると、
桜井さんの呼び込み。
今日はやけに早い気がするんだが、気のせいか?

その桜井さんも今日は普段に比べて口数が少ない。
まぁその代わり結構危険な発言もありましたが。

なにせ熱気と湿気で蒸してるので、体調には気を使いたいところ。
看護婦さんが居たら、気分の悪い人を診てあげてくださいね、と言う。
幸ちゃんが看護婦さんなんて居ないよ、と突っ込むと、
異論を唱えた桜井さんが看護婦さんアンケート実施。
結果かなりの人数居ましたね。
看護婦さんって結構いるもんだなぁ。

ここで桜井さんが聴診器とか使ってヘンな遊びしちゃいけませんよ〜、と茶化すと
すかさず幸ちゃんがイエローカード。
実際はイエロー出そうとして、間違えてレッド出てたんですが。
桜井さんも「いきなりレッドですか?!」と驚き。
オーディエンスの比率は女性が圧倒的なので、
こういう一歩踏み込んだヤバイ表現はイケナイようで。

そしてタカミー登場。横浜の時と同じ、赤いローブで登場。
さっきも書いたけど、今回はここのMCがやけに手短にまとめられてました。
タカミーもファッションショーをやる事もなくいきなり曲へ。

バラードコーナー1曲目は『泣かないでMyLove』。
1982年のシングル曲であるが、今でも全然色褪せてない。
続いて『罪人たちの舟』『夜汽車』と続く。
『夜汽車』は相変わらず最後に余計なフレーズが追加されてて、雰囲気が台無し。
しかも今日はやけにそれが長いし。

タカミーのMCでは、先ず今の『夜汽車』のラストを謝罪。
「スマン、ひさびさに一人の世界に陶酔してしまった」らしい。
ギタリストっていうのは時として悦に入る事があるが、もっと曲を考えて欲しいもんである。
その後は『泣かないでMyLove』にはじまり、昔のシングルのジャケット写真の話。
なんとかコストを絞って撮ってたため、今見るとホントに酷い、と。
スタイリストなど当然居るわけもなく、私服で撮ったものも少なくないようだ。

シングル繋がりで次に来る話は、8月3日発売のニューシングルの告知。
すでにタイアップドラマが始まっているので、1コーラスだけ聴く事ができるのは周知の事実。
続いてシングル発売後に控える夏のイベントの告知も。

後半戦1曲目は『太陽は沈まない』。
市川と同じ曲。
横浜の『回想』だけ実は特別メニューだったのだろうか。
2曲目以降はおそらくは全ステージ共通と思われる曲目で展開される。
『Symphony of The Alfee』がこれでしばらく聞き納めだと思うとちょっと残念。
聴き応え満点の迫力のある楽曲は毎回でもやってもらって構わないくらいだ。
締めは『夢の終わりに』で美しく。

アンコール1曲目は『恋の炎』。
横浜と同じ選曲。ツアー後半はこれで固定?
2曲目の『Juliet』は変わらず。
そういえばタカミーの衣装が全身ピンクのチェックの服装ではなくなってました。
テカテカした虎柄の羽織に、スパンコールでキラキラのインナーでした。

ここでメンバー紹介と小ネタのコーナー。
相変わらず紹介されずに拗ねる桜井さんだが、
今日は何をするのかと思えば、木管の打楽器を持ち出してきました。
なんでも自宅を掃除したら出てきたそうで。
木の乾いた響きが小気味いいんですが、如何せん単純すぎてつまらないらしい。
「紹介してくれれば、それで済むんだから、さっさと紹介してよ!」と
タカミーを急かす桜井さん。
仕方なしに桜井さんの紹介をするが、「ぁ、桜井賢〜」って頭に小さく「ぁ」って。
しかもそれを聞き逃さない桜井さん。
「あ」って言ったろ!と問い詰める。
どうせ付けるなら「あ」じゃなくて「ザ」にしてくれよ!と、
今日一番のヒットかもしれない爆笑が起きる。
それを受けてタカミーも面白がって「ザ・桜井賢〜」と笑いながら紹介。

またしてもダンシングマシーンとして紹介された桜井さん。
今日は曲振りの言葉通り『OッDORANAI!!』で再開。
さり気に12弦のアコギがすごいいい音出してました。
続いては『D.D.D!!』。
タカミーのデカいドナルドの手と、ドナルドギターは健在。
途中ギターソロの後、歌詞をど忘れし、「忘れたー!」と叫んで開き直るタカミー。
ここまで派手にやらかすのは久々だな。
締めはこれも定番『Sweat & Tears』。
歌が終わった後の後奏の時に、桜井さんがステージ端から客席に降りて回るという
サービス精神旺盛なパフォーマンスあり。

最後はアコースティックコーナー。
タカミーは後ろで髪を結わき、服装も珍しく普通に見ても大人しい。
曲は『水曜の朝午前3時』。
スリーフィンガーの軽やかなギターサウンドと、
3人の絶妙なハーモニーが見事な一曲。
今だからこそ魅力が映える曲と言えるかもしれない。

ラストのMCはタカミー。
今年で31年目を向かえたTHE ALFEE。
このまま止めることなく死ぬまでライブをやり通すと意気込む。
今まで腐るほどライブをやってきたが、やり続けている限り腐らない。
止めてはいけないということを自ら言い聞かせるように話す。

最後に改めてニューシングルの告知を。
THE ALFEEのCD3ヶ条として、
「売らない」「借りない」「捨てない」というのを制定し、
皆に買うことを要請。
まぁこの場にいるオーディエンスは言われるまでもなく買いますけどね。

ラストは『いつも君がいた』。
THE ALFEEの3人自身の曲ともいえる名曲。


曲目は市川と横浜を足して割ったような感じで、
ちょっと新鮮味には欠けたが、
日替わりメニューの『水曜の朝午前3時』が個人的に非常に嬉しかった。
今日はタカミーがいい具合に切れてたので、演奏にも力が入っていたように感じた。
ヴォーカルも力強さのようなものを感じ、普段の危なっかしい感じとは違っててグッド。
MCが若干短めにまとめられてた気がしたが、
終演時間はいつも通りということは気のせいなのか、
その分タカミーが暴走して曲が長くなってたのか。

参加ファイナルとしては、丁度本人たちのテンションも上がってて非常に良いステージだったと思う。
次は夏までお預け。
新曲聴いて待ち焦がれるとしましょうか。

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