THE ALFEE 30th anniversary 2004
Travelin' band

2004/12/24 日本武道館

The Ages
High-Heel Resistance
真夜中を突っ走れ!
Stand Up,Baby-愛こそすべて-

*** MC坂崎 ***

Candle Light
戦場のギタリスト
NEVER FADE
Every Woman

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

恋人達のペイヴメント
シュプレヒコールに耳を塞いで
幻夜祭

*** MC高見沢 ***

賛美歌-頌栄539番-
至上の愛
孤独の影
Nouvelle Vague
LIBERTY BELL
明日の鐘

*** ENCORE 1 ***

When You Wish Upon A Star

(ロックンロール3タ兄弟)

Heartbreak Lonely Rain
Yellow Sunshine
星空のディスタンス

*** ENCORE 2 ***

*** MC高見沢 ***

君に逢ったのはいつだろう

*** ENCORE 3 ***

SAVED BY THE LOVE SONG
終わりなきメッセージ

(全23曲)



正面玄関クリスマス仕様 今日の正面玄関。
タイトルプレートの左端に
リースが掛かり、
左にツリーが飾られています。
ツリーとリースの関係 リースアップ

タイトルプレートの左端、
30周年のロゴマークにクリスマスリースが
飾られています。


入口脇のクリスマスツリー。
かなり立派なツリーで、高さもそれなりです。
リースと合せて収めてみました。

今日のチケット そしてコレが今日のチケット。
タカミーの赤い衣装が目を惹きます。
しかし常々思ってはいるが、
すごい格好だよなぁ。

いよいよクリスマスライヴです。
今日の座席はアリーナHブロック。タカミー側の一番端です。
ステージ端まで来てくれた時は非常に良く見えるところではあります。

オープニングは3日間共通ですね。
コレも12月の公演中に固まっていたようです。
オープニングの今日の4曲目は『Stand Up,Baby』。
メタル曲、というわけではないですが、盛り上がり方はこちらのが上か?

最初のMCは幸ちゃんのMC。
「一年の嫌な事を忘れて最後まで楽しんでいってもらいたいと思います」といつものご挨拶。
その後に各フロア毎の声を聞くのも忘れない。
さすがにクリスマスだけあって、客の入りは最大級。
すばらしい歓声が上から降ってきています。

次の曲に行く前に、タカミーの前に譜面台が置かれたのだが、意味あったのか??
喋るわけでもないし、次の曲がカンペ無いと弾けないわけでもないだろうし…。

次の曲は正にクリスマスの曲と言える『Candle Light』。
そして続くは『戦場のギタリスト』。
なんか『Going My Way』のアルバムの中では、この曲だけ歌われる頻度が高い気がするのは
気のせいですかね?本人たちが気に入ってるのかな??
続くは定番『NEVER FADE』と行きます。

ここでアコースティックコーナーへ移行。
今日の1曲目はまだS&Gの中からかと思いきや、全く別の所から持ってきました。
おそらくDave Masonの『Every Woman』と思われます。確証なし!(えー

MCではすっかりお馴染みとなった、冒頭の「働く男の背中」に始まり、
髪や細目を突っつくやり取りが繰り出されます。
そしてこれも3日間言い続けてたことですが、PAの田島氏のネタ話も。
カリントウが好きなんですかね?3日間とも同じツッコミをわざわざ受けるというのは…。
今日はそれにちなんで、西部ドームの時のエピソードも話してくれました。笑えた。

そして次の曲に移行するにあたって、幸ちゃんがタカミーに「緊張してますか」みたいな振りを。
すると桜井さんから「そうやって言うから余計意識しちゃう」とごもっともなツッコミ。
で、緊張すると要らん事に意識が行っちゃって、
マイクの先端についてる毛が気になりだしたりとか、
桜井さんは自分のヒゲがマイクに刺さってたことがあって、痛い事があった等、
またしても脱線してゆく。

なんとか軌道修正し、次の曲は『恋人達のペイヴメント』。
24日にこの曲を聴くのは久しぶりです。3〜4年前くらいから歌詞間違え事件が頻発してた所為で、
24日を避けてた感がありましたからね。
でも今回はアコースティックバージョンだし、譜面台も置いてあるから
やはりちょっと違うかな?いや、いいんですが。
続いては定番の『シュプレヒコールに耳を塞いで』『幻夜祭』と続き、
タカミーのMCへ。

なんでも新聞に載ってたそうなんですが、
THE ALFEEを始めとするロックバンドのカテゴリに含まれるアーティストの中では、
THE ALFEEが最多の武道館公演を行っているアーティストらしいです。
しかもこれも記録更新中ということです。
シングル連続ベスト10入りに加えて、また一つ記録が出来たんですね〜。
素晴らしい!

そしてタカミーの小さい頃のクリスマス好き発言。
何故かと言えば、堂々とケーキが食べられるから、らしい(笑)
自分はケーキだろうがパフェだろうが平気で食べる人なんで、よく分かりませんが
やっぱりそういう甘いものを食べることに抵抗を感じる場合があるんですかね?
そんな具合にちょっと笑いを生んだものの、
「30年目のクリスマスを心に焼き付けて…」とムーディーになってくる。
ここで、次の曲へ行く前に、クリスマスツリーの話をしてくれる。
コレは1999年に初めて聞いたんだったっけか。
以降何度かクリスマスに話していた話だ。
クリスマスツリーはこの世の3つの美しいものの象徴である、という話。
飾りつけは「この世の花」、天辺の星は「夜空にきらめく星」、そして最後は「あなたへの愛」。
んー、ロマンティックですっ!
初めて聴いたときは、なるほど!と感動したものです。

そして「聖なる夜に、聖なる歌を…」と次の曲へ。
先ずは『頌栄539番』。毎年クリスマスには欠かさずに歌っている賛美歌だ。
そこから正にクリスマスツリーの話から生まれた『至上の愛』へ。
その後は固定ナンバーが続きます。
相変わらず『明日の鐘』では飛びます。
今回は花道の先端で、上下に揺れながら飛ぶだけで、
ステージの方で左右に大きく揺れて飛ぶことはないみたいですね。

アンコールはクリスマスコンサートの真骨頂とも言える部分でしょう。
ステージバックに大きなクリスマスツリーのイルミネーションが灯ります。
そして厳かに始まるアンコール。
1曲目は『When You Wish Upon A Star』。
そして1曲終わったかと思うと、そのままロックンロール3兄弟へ移行。
『アレ?』と思ったんですが、
なんと出てきたのはサンタクロースの格好に身を包んだ3兄弟!
しかも背中に何か書いてあるし!
後に自己紹介の時にクルっと回って見せてくれますが、
桜井さんが「ロックンロール」、
幸ちゃんが「3タ」
タカミーが「兄弟」
と、それぞれ背中に書かれた服を着ています。
「3タ」って…(笑)
そしてサンタからのクリスマスプレゼント(?)と受け取ればいいのでしょうか。
自己紹介を兼ねて、一人ずつ空圧砲でTシャツを飛ばします。
今日は思った以上によく飛んでましたね。2階席にまで届いていました。
歌う曲はツアー中歌っていたものでもなく、
昨日のようにTHE BEATLESのナンバーでもなく、
クリスマスにあやかった『Jingle Bell』や『Happy X'mas』といった曲になってます。
そして一通りクリスマスソングを歌った後は、
ロックンロール3タ兄弟は早々に撤退。
ええっ?!やけに展開早過ぎないか??
と思ったらホントに今度はBEAT BOYSが出てきた。
これでは曲が変わっただけで、構成自体は通常メニューと変わらない。
どうなってるんだろう、今年は。

相変わらずセーラー服姿で楽しそうに登場する3人。とても50には見えん(笑)
BEAT BOYSのクリスマスプレゼントはサインボール。
まぁこれは前二日も投げてましたが。
そして縦一列に並んでの自己紹介とMC。
相変わらずまさぐりまくってます。いいのかそれで(笑)
BEAT BOYSの方も今日は拡張メニューで披露される模様。
固定メニューで歌い続けていた『Yellow Sunshine』にプラスして、
デビュー曲の『Heartbreak Lonely Rain』まで歌ってくれる。
これはレアだな…。うれしいです。
BEAT BOYSの曲もTHE ALFEEのとは性質こそ違うけど、結構いい感じの曲揃ってますからねぇ。
『Yellow Sunshine』の「揺れる腰つき〜」の部分では、相変わらず悩ましい腰つきを披露(笑)
タカミーの歌い損ねは今日は有りませんでしたね。
さすがに3日目ともなれば、注意を払っているか。

メンバー紹介をしてTHE ALFEEに戻った後は、
三人揃っておもむろに花道先端へ。
ここでノンマイクの『星空のディスタンス』の冒頭部分を披露。
桜井さんの声の響き方はマジで有り得ない。ホントにスゴイ。
何でこんなに見事が声が出せるのか…。
冒頭を歌った後は、ドラムのブレイクと共にステージの方へ戻り、通常スタイルでの演奏。

ここで曲が終わるとステージの照明が一度落ち、
暗い中、シャンパンを乗せたテーブルが運ばれてきます。
そして長谷川さんと山石さんを含む、ステージ上の全員にグラスが行き渡ります。
タカミーの平和への願いを込めた挨拶で乾杯!
タカミーと幸ちゃんが軽くグラスを傾けるだけの中、桜井さんはグラスをひっくり返して、一気にあおる。
さすが(笑)
程なくして、生ギターの涼やかな音色が響きます。『聖夜〜二人のSilent Night』へ。
今年はスタッフ扮するサンタの群れや、ポチとタマの着ぐるみも現れず、
やや見た目には華やかさに欠ける『聖夜』だったかな?
という気がします。
でもこの歌を聴くと、自然と気分は浮き足立ってしまうんですけどね。
『聖夜』を歌い終わると、ここでインターバルが入ります。

次の登場はタカミーのMCから。
ここでも通常メニューと変わらない構成。
正直「オイオイ」という感じで、なんか落ち着きません。このまま終わりか?という不安が…。
MCの内容も前二日と大きくは変わらず。
人それぞれの譲れないもの--THE ALFEEにとってみれば、それはステージであり、
3人が出逢ったのは偶然ではあるが、ここまでくればもはや運命(笑)
その後はお馴染み同窓会の話です。
人は誰しも別れを経験し、痛みを背負って生きていかなければならない。
最愛の人との別れは倒れそうなほど辛いものだけど、それさえも背負って生きていかなければならない。
そんな時、その背中を後押しする手助けにTHE ALFEEの歌がなってくれれば…。
淡々と話は続きます。
この後は星の話に繋がっていきます。
自分だけの北極星を見つけて欲しい。
そしてそれがTHE ALFEEの歌であればどんなにいいか、と。
締めは固定ナンバーの『君に逢ったのはいつだろう』。

まさかコレで終わりな訳はないよな?と思っていると、
やはり会場の照明は落ちたまま。まだ続きがある証拠だ。

しばらくしてから再度登場すると、前振りなしでいきなり曲へ。
タカミーも生ギターを持って、『SAVED BY THE LOVE SONG』を披露。
また渋いところから攻めてきたもんだ…。
ラストはやはり派手に、というかメッセージ色の強いタカミーヴォーカルのナンバー、
『終わりなきメッセージ』でフィニッシュ!


今年のクリスマスは、クリスマスならではのスペシャルステージと受け取れるものが無かったうえ、
公演時間は約3時間半強と、例年に比べてやや燃焼不足な感が否めない気がするのだが、
どうだろうか。
無論これがツアー半ばのホールコンサートの内容だと考えると、
とんでもなく濃縮された素晴らしいステージであることは間違いないのだが、
クリスマスと言う特別な日として考えると、ややヴォリューム不足か?
THE ALFEEはミュージシャンであって、コントやネタを期待するのはそもそもお門違いなのは
分かっているのだが、やはり期待せずには居られないファン心理というものもある訳で…。
ひょっとしたらカウントダウン用にネタを温存しているのだろうか?…それはないか。

まぁでも十分楽しめたことには違いないです。
また次のステージに期待!

ツリー接写 帰り掛けにツリーをアップで撮ってみました。
スポットライトが近くにあったので、
ハレーションを起こしてしまい、
なかなかうまく撮れず。コレで妥協しました。
人ごみの中で邪魔になるしね。
しかしズームしすぎた所為か、
思いきりボケてますね。
所詮携帯のカメラでは、このレベルが限界か…。

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