THE ALFEE 30th anniversary 2004
Travelin' band

2004/12/23 日本武道館

The Ages
High-Heel Resistance
真夜中を突っ走れ!
ジェネレーション・ダイナマイト

*** MC坂崎 ***

霧のソフィア
恋の炎
NEVER FADE
Mrs.Robinson

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

Promised Love
シュプレヒコールに耳を塞いで
幻夜祭

*** MC高見沢 ***

風を追いかけて
孤独の影
Nouvelle Vague
LIBERTY BELL
明日の鐘

*** ENCORE 1 ***

メリーアン
Bad Girl

(ロックンロール三兄弟)

Yellow Sunshine
Long Way To Freedom

*** ENCORE 2 ***

*** MC高見沢 ***

君に逢ったのはいつだろう

(全21曲)

今日のチケット 今日のチケット。
手品やってた時の写真かな?
芸の幅が広いです。

今日の座席は驚くなかれアリーナEブロック!
そうです、花道に隣接するブロックです。しかも番号も23番と若く、前から3列目!
コレはヤバイでしょう(笑)
こんなすごい位置に座れるのはKingdom以来じゃないでしょうか。

座席位置のおかげでギターの柄や衣装の細部、手先の動きなどが非常によく見えました。
よく見える分、のめり込む度合いが強いんでしょうね、疲労は2階席の比ではないです。
今日は客席の入りもいいですね。2階席はちゃんと北側まで入ってました。やはりこうでなくては。

オープニングは昨日と同様『Jupiter』のSEから『The Ages』という始まり。
タカミーのギターは白豹柄でした。遠目だと牛なのかダルメシアンなのか…(笑)
その後も特に変更無く続きますが、4曲目にサイドギターが登場しません。
『悲劇受胎』と『Count Down1999』は消えたところで、始まったのは『ジェネレーション・ダイナマイト』。
ここはメタル系の曲がセッティングされるようです。

オープニング後は幸ちゃんのMC。
挨拶の後は今日がツアー初日の人のアンケートを取ります。
意外といっぱいいるもんですね。まぁ昨日は平日だったし、仕方ないか。
そして昨日来れなかった人への配慮か、「今日は今日で楽しんでいきたい」と話す。
その後は武道館定番の挨拶と言うか、「一年の嫌な事忘れて、楽しんで行ってもらいたい」と話す。
後は各フロアの声を聴いてました。
今日はアリーナ席だからよく分かりますが、上から覆い被さるような声援は武道館ならではですよね。
おそらくここで演るアーティストの皆さんは、この声が好きなんだろうと思いますよ。
アリーナ席からオーディエンスの一立場として聴いてるだけでも圧倒されるものがあります。

次の曲はクリスマスにちなんだ曲ということで、久しぶりの『霧のソフィア』。
その次は昨日と同じく一気にマターリ雰囲気を打ち破る『恋の炎』。
メンバーが左右や花道に散り、会場中で大きく盛り上がります。
そして続く『NEVER FADE』へ。

今日のアコースティックコーナー1発目は
昨日と同じくS&Gの『Mrs.Robinson』。
S&Gというとこの2曲が多いのは、一番慣れてるからでしょうか。
たまには珍しい曲も聴いてみたいものですが…。

1曲終わるとMCへ。
やはり一日たっても背後からの視線は気になる模様。
今日もタカミーは「働く男の背中」といって、自分で笑ってました(笑)
ここで、三方とも会場から飛んでくる黄色い声にえらくご満悦の様子。
タカミーも黄色い(?)声を出して応えてます。
桜井さんはさすがに逃げてましたが。
その後は恒例というか、幸ちゃんイジメ(?)に入ります。
髪が薄いとか、目が開いてないとか(笑)
ここでタカミーが幸ちゃんの目が細いことを「ドライアイにならなくていい」とフォローすると、
それをドライアイスを聞き間違えたところから、お酒の話へ。
焼酎にドライアイスを入れると美味しいらしい?よく分かりませんが。
「気体を液体に入れちゃって美味しいの?」みたいな事を桜井さんが訊くと、
「その期待には応えられません」とパンチの効いた見事な返し(笑)
その後、喉が渇いてきたのか、桜井さんとタカミーが水分補給。
タカミーが幸ちゃんにカップを渡そうとするが、振りだけ。
桜井さんも同じ事をする。
すると幸ちゃんが地団駄踏んでいじける素振りを見せます。笑える。

気分を一転させて、いよいよ次の曲へ。
クリスマスで聴くのは、何だかんだで久しい気がします。『Promised Love』へ。
その後はツアー定番の『シュプレヒコールに耳を塞いで』『幻夜祭』と続きます。
そしてタカミーのMCへ。

今日は武道館中日!「中だるみって言葉があるけど、今日はたるんでないな!」と
オーディエンスを絶賛。会場から声が上がります。
ここでは夢についての話を。
子供の頃はどんな夢を持っていただろう…というような話。
ここでタカミーが自分の幼少の頃の思い出を少し暴露してくれます。
小さい頃は女の子のままごとによく駆り出されてたみたいです。
しかも駆り出された上に、かなり非難を受けていたとか。
いいのか悪いのか微妙な思い出だ…。
ここで、他二人に小さい頃何になりたかったかと訊くことに。
幸ちゃんは御茶ノ水博士といい、桜井さんはビッグエックス(?)
漫画アニメばかりじゃねーか!とタカミーに突っ込まれるが、当の本人は「オバQ」だって。
「なれてるじゃん」という二人のツッコミが笑えた。
一通りふざけた後は、そういった夢について悩んでる皆に、いい本があります。
と、自分の本の宣伝始まったー。いや、いいんですが(笑)

そしてその本のタイトルにもなっている、「あきらめない夢は終わらない」というフレーズが印象的な曲、
『風を追いかけて』で、後半戦スタート。
『孤独の影』のラストの火柱は今日はしっかりを目を逸らしておきました。
前から3列目などという至近距離で、あの光を直視するのは危険すぎるので…。
ホントにムスカ状態になっちまう。
『明日の鐘』では相変わらず見事な飛翔を見せてくれます。
コレ、アリーナ席から見上げると、無茶苦茶高いですよ。すげぇ〜。
コレは桜井さんじゃなくても普通は嫌がる…。よくタカミーは平気だよなぁ。

アンコールは昨日に引き続き、『メリーアン』からの歯切れのいいスタート。
そして定番『ロックンロール・ナイトショー』を経て、ロックンロール3兄弟へ。

今日は「BEATLES兄弟でもあるんだぜー」という台詞が象徴するように、
いつも歌っていた『Rock&Roll Music』ではなく、『Help!』『Dizzy Miss Lizzy』といった、
THE BEATLESのナンバーを披露。
その後はお約束BEAT BOYSの登場。
しかし今日は先頭の一人がしゃべってる間、べたべたと触りまくってましたね。
「触る」と言うか「まさぐる」という表現のがシックリ来る感じでした。
はっきり言って微エロ風味でした(笑)
会場が黄色く染まる『Yellow Sunshine』で、盛り上がります。
冒頭の「揺れる腰つき〜」のフレーズのところで桜井さんが腰を振るのだが、確かに悩ましい(笑)
しかも幸ちゃんまで一緒になって腰振りに行ってるし(笑)
タカミーが「ウワサになりたい〜」の詩を歌い忘れるのはもはやお約束か?
メンバー紹介の後、締めは『Long Way To Freedom』。
昨日と同じであった事にちょっと意外な印象でした。
やはり空は飛びませんでした。絶対飛ぶ曲間違えてるよな…。

ラストはタカミーのMC。
会場中から飛び交う「アンコール」の声のエネルギーが素晴らしいと絶賛。
この声を聴きたいがためにやってきたのではないか、とまで言ってくれる。
そして昨日と同じく30周年について謝辞。
同期にデビューした仲間はいっぱい居たが、今尚現役で頑張っている人は居ない。
そいつらの分も頑張っていこうと思う、と新たに決意を固める。

そして昨日と同じく星の話に触れて、ラストナンバー『君に逢ったのはいつだろう』へ。

昨日は約1ヶ月ぶりで、セットリストの結構な変貌ぶりに驚きましたが、
12月のツアーのうちに固定となった曲がそれなりに在るみたいで、
今日はそれほど大幅な変化は見られませんでした。
それでも、その一コマ一コマに面白さが散りばめられていて、
楽しさとしては、まったく問題ないレベルであると感じます。
明日はいよいよ最高潮のクリスマスイヴです。どんなライヴになるのか楽しみであります。


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