THE ALFEE 30th anniversary 2004
Travelin' band

2004/11/30 神奈川県民ホール

Rainbow in the Rain
High-Heel Resistance
真夜中を突っ走れ!
悲劇受胎

*** MC坂崎 ***

Believe
Time Spirits
NEVER FADE

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

ゲームオーバー
シュプレヒコールに耳を塞いで
幻夜祭

*** MC高見沢 ***

Far Away
孤独の影
Nouvelle Vague
LIBERTY BELL
明日の鐘

*** ENCORE 1 ***

恋の炎
ロックンロール・ナイトショー

(ロックンロール三兄弟)

Yellow Sunshine
星空のディスタンス

*** ENCORE 2 ***

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

君に逢ったのはいつだろう

(全20曲)

今回は地元横浜です。
いつも盛り上がること請け合いの県民ホールですが、本日もすごい事になりました。
まずは本日のチケット。

今日のチケット 今日のチケット。
今ツアーの参加も、
後は武道館を残すのみとなりました。

オープニング、いつもと特に変わりなく始まりますが、
2曲目になったところで、アレ??という疑問が。
桜井さんの声がガラガラになってる。
思いっきり風邪っぴきの声ですよ。
正直コレはちょっと非道いです。ヴォーカリストとしては致命的なレベルかと…。
それでもなんとか声を張り上げて歌う桜井さん。
聴いてる方も苦しそうで、なんか可哀想なくらいです。
そのあとはメインヴォーカルは交代なので、すこし気が楽かな??
4曲目、いつもの通り構えてたら、なんとローディが幸ちゃんの脇にギタースタンドを持ってきた。
おおっ!と思ったら、なんと『悲劇受胎』。
初っ端からメタルで飛ばしてきます。
相変わらずリフが簡略されているのは、やや気に入りませんが、コレは戻りそうにないな…。

そして幸ちゃんのMC。
秋らしいメタルで始まった〜…とのくだり。
秋らしいメタルって訳ワカンネ。
今日は今年の関東でのホールコンサートのファイナル、と言うことで
かなり本人たちも気合が入っている模様です。
以前タカミーが神奈川県民ホールのことを横浜県民ホールと言った事があるらしく、
横浜県はありません、等と小話も入れつつ会場の呼吸を合わせる。

そして続く『Believe』。
桜井さんの美声が光るラブバラードなんですが、
今日に限っては声が痛々しいばかりで、そっちの方が気になっちゃって…。
サビの高音域になると、完全にかすれちゃってて声が出ていません。
純粋な作品として考えると、かなり問題なんですが、
普段の天使の歌声を聴かせる桜井さんからこんな声が?!と考えれば、
まぁ貴重な体験はしてるのかも知れない…。
そして続くは、これまた久しい『Time Spirits』。
今日は曲目ガンガン変えてきますね〜。さすが横浜。
これはスイッチヴォーカルが楽しい爽やかな曲ですねぇ。
そして『NEVER FADE』。ラストのサビのリフレインとこの「手を延ばせ 星を掴め〜」のあたりは
完全に声が出てないっすね…。
桜井さんの試練の一日になったかと思います。

そしてMC。
まずは恒例の初心者アンケート。本日も何人かおります。
そして初心者と言うと触れずにいられないのが水沢酒田のお話。
初心者とベテランと半々に分かれて、その反応差の顕著振りの面白かった事を話してくれる。
前の方に座った初心者は、後ろで何が起きてるのかと、振り返りながら拍手をしていたという
なんとも微笑ましい光景だったという。

初心者話の後は桜井さん登場。
今日はあまり喋らない方がいいんじゃないか?と幸ちゃんが促し、自分の元へ呼ぶと、
膝に乗せて桜井さんで腹話術!
腹話術人形好きなんですよ、とか言ってたけど、桜井さんじゃ…(笑)

桜井さんとは広島での出来事を話してくれました。
幸ちゃんが駅で新幹線に乗るのに残り2分ギリギリというタイミングだったとか。
どうやら棚瀬マネージャか夢番地の仕業らしく、曰くこの二つが揃うとロクなもんじゃないとか(笑)

そしてタカミー登場。
今日はなんと真っ白なマントを纏って、袖からではなくステージ後方からBGM付きで
豪勢に登場(笑)
しかもイスに座ろうと思ったら、マントが邪魔で座れないというオチ付き(笑)
結局袖に引っ込んで、マントを脱いでからイスに座ってました。

3人揃った後はデビューの頃の話。
研ナオ子のバックをやりつつ、オリジナル曲を作り機会を伺っていた頃の話。
結局『ラブレター』で再デビューするわけだが、
もともと『ラブレター』は自分たち用に書いた曲ではなく、提供用だったという。
しかし周りに薦められ、この曲でデビューになった、と。
自分たちの再デビュー用には別に曲を用意してあったのに、思い通りにはいかないと話す。
そして、本来デビュー曲として用意してあった曲…

『ゲームオーバー』かよっ!
ってことで、デビューアルバムからのレア演奏。これはまた貴重な曲を聴けたもんだ。
その後は固定2曲が続く。

タカミーのMCでは、30周年の話を。
今年は30周年だからといって、意識して何かをしようってつもりはなかったのに、
気付いたら、いろいろと考えてしまってると話す。
自分たちはそんな気ではないのに、周りが盛り立てていく…それが30年やってきた重みなのかなと話す。
そして自分も30年を振り返る意味でシングルジャケット等を見直したらしい…が、
気に入ったジャケット写真が特にないとのこと。

後半戦は曲構成はいつもと変わらず。
なんだが…
今日の『Nouvelle Vague』は酷かった…。
タカミー歌詞適当すぎ。
オマエ今作っただろっ!って突っ込みたくなるような見事ないい加減ぶり。
もうワザとやってるんじゃないかと。
よく即興でそこまでデタラメな歌詞で歌えるもんだと逆に感心してしまうほど。

アンコール1曲目は、ツアー頭で『Victory』を歌っていた記憶から、
横浜だけに『Victory』だろうと、半ば確信していたのだが、
その予想は見事に裏切られ、なんと『恋の炎』。
桜井さんの喉が悲惨なので、桜井さんヴォーカルの曲を極力さけようという配慮だろうか?
確かにここは最近は会場ごとに変動しているが。
そして続く曲は『ロックンロール・ナイトショー』。
幸ちゃんのハンドマイク曲が2曲続くってのは、非常にレアな構成な気がするよ。

そしてロックンロール3兄弟に移行するくだりでは、
一節だけ「シェイク シェイク マックシェイク…」と2002年のツアーネタをちょろっと見せ、
その後思い切り「シェーッ!」ですよ!
それ、アリなのか…。

ロックンロール3兄弟、BEAT BOYSのくだりはほとんど変わらず。
BEAT BOYSの時のMCでやたら喋ってない二人の動きがテンション高いのは相変わらず(笑)

そして『Yellow Sunshine』、
『夢よ急げ』ならぬ『星空のディスタンス』で締め。
桜井さん的にディスタンスのが歌いやすいのだろうか。

ラストのMCはタカミーで。
何か知らんが、このMCの間、タカミーのハイテンションっぷりがビシビシ伝わってきたんですけど。
ホントにネジが外れてるっぽい勢いという表現がしっくり来る感じでした。
THE ALFEEのプライドはステージに賭ける魂であるという話をした後は、
恒例同窓会の話。
ここで出てくる星の光の話はとても好きです。
タカミーのロマンチストっぷりが非常に良い意味で伝わってきます。
あんなクサイ台詞を素で言えてサマになるタカミーはやっぱスゴイっす。

ラストは御馴染み『君に出逢ったのはいつだろう』で締め。

今日は終演後の棚瀬マネージャの登場がやけに早かった気がします。
客席帰ってる人間ほとんどいなかったからなぁ(笑)
さすが横浜、すばらしいノリでした。

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