THE ALFEE 30th anniversary 2004
Travelin' band

2004/11/18 千葉県文化会館

Rainbow in the Rain
High-Heel Resistance
真夜中を突っ走れ!
孤独の美学

*** MC坂崎 ***

Believe
My Truth
NEVER FADE

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

君が通り過ぎた後に-Don't Pass Me by-
シュプレヒコールに耳を塞いで
幻夜祭

*** MC高見沢 ***

Far Away
孤独の影
Nouvelle Vague
LIBERTY BELL
明日の鐘

*** ENCORE 1 ***

STAR SHIP -光を求めて-
ロックンロール・ナイトショー

(ロックンロール三兄弟)

Yellow Sunshine
夢よ急げ

*** ENCORE 2 ***

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

君に逢ったのはいつだろう

(全20曲)

ツアースケジュール定番の千葉文です。
ツアーも折り返し地点を丁度過ぎたところ、どんなステージを見せてくれるのか。
まずは本日のチケットでございます。

今日のチケット 今日のチケット。
比較的綺麗に撮れたかも。

今日の座席は驚くなかれ、前から6列目!
非常に近くで3人の姿を拝見することができる訳です。
ステージがすごい高い位置に感じます。う〜ん、新鮮。

オープニング4曲は不動。
4曲目の『孤独の美学』は途中で変わってしまうものと思ってましたが、意外と固定されてます。

幸ちゃんが東北方面への長旅から東京へ帰ってきたことを告げ、
会場の声を聴きます。
長旅疲れか、今日は面白いものが観れますよ、とオーディエンスを挑発する。

秋らしいラヴソングのコーナーは本日は『Believe』。
桜井さんがベースを持たずに、ヴォーカルだけで魅せる名曲。
コレは随分と久しぶりに聴く気がします。何年か前のツアーのどこかで聴いた覚えがありますが。
そして『My Truth』『NEVER FADE』ときて、MCへ。

まずは恒例のアンケート。
同じ千葉という事で、初日の市川の参加者から、ツアー初日、生まれて初めてと訊いていきます。
ここで生まれて初めてに絡めた話になります。
今ツアーの11月11日、13日に水沢、酒田の街で公演を行っておりますが、
なんとデビュー30年目にして初めて訪れた街だった様です。
それ故初心者の方が半分近くを占めていたらしく、
会場がベテランと初心者と見事に別れてて、やっている側としても非常に新鮮味を感じたとか。

そして本日の話へ。
本日幸ちゃんが会場に向かうにあたって、マネージャー馬場氏の車で来たそうなんですが、
ナビが古い(?)のかイカレてたのか分かりませんが、
ナビ上では車は東京湾と走ってた模様(笑)

そしてこのお方はどうやって来たのでしょうか、と桜井さんを呼び込み。
桜井さんも東北の旅疲れが多少残ってるようですね。
「長い旅でしたね」と幸ちゃんが振ると、「長い足袋ですか?」と足を気にする素振り。

そして立て続けにタカミー登場。
王子様スタイルでの堂々の登場です。
先程も言ったとおり、水沢酒田では初心者が非常に多かったそうです。
それでタカミーのこの衣装を見たもんだから、ショックで腰を抜かした年配の方がいたとか。
ホントかどうか分かりませんが確かにビックリはしますね

そしていざ曲へいこうとしたら、タカミーがギター持ってない。
「ギター持たなくていいの?」と幸ちゃんに振られて、慌ててローディを呼んでます(笑)
すると今度はギター絡みの小話に。
エレキギターでやるという話は聞かないですが、
アコースティックギターの奏法でスリーフィンガーというものがあります。
ピックを使わず3本の指の爪弾きだけで、ピックより繊細な音を演出することができる奏法ですが、
タカミーはなぜか指が4本動いているという。
動作が非常に複雑になってくるので、つられて動いてるんだけど弦には触れてない、
といった感じなんでしょうか。分からないでもないです。

さて、タカミーのギターの準備もできたし、幸ちゃんが曲振りをして照明が落ちたところで
いきなりタカミーが「これってさ…」と流れの腰を折りだす。
桜井さん気持ちは分かるけど、ずっこけすぎ…(笑)
思いっきりひっくり返って腰さすってましたよ。

タカミーは一体何を言いたかったのかと思えば、「これってさ、タッチだよね?」との確認。
タッチ3のエンディングテーマで使われていた曲でございます。
『君が通り過ぎた後に』。
今ツアー初めてというアコースティックスタイルでの披露となります。
続けざま『シュプレヒコールに耳を塞いで』『幻夜祭』と展開していき、タカミーのMCへ。

30年やってきて、色々なメディアに自分達も展開されるようになってきたが、
まさかこういう名前の使われ方をするとは、という話。
なんでもとあるテレビ番組での話なのだが、
卵を全然産まない雌鶏のところに何故か「高見沢」と名付けられた
派手派手の雄鶏を接触させて、見事卵を産ませることに成功したという
ドキュメンタリーか何かですかね?という番組の話。
ちなみにその時のBGMには『メリーアン』が掛かっていたとか(笑)
マジっすか…。
ここまで来るとネタのようなお話ですな。

そして話は前2曲の時代背景でもある、本人達の学生時代の話へ遡る。
自分達は男子校だったため、話といえば女の話をするしかなかった、と話す。
ここでタカミーは自分はフェミニストだよ、と言うが、思いきり会場からのブーイング。
「タカミーショック」と言っていじける様はなんだか笑えてしまいます。

そして話題は唐突に切り替わり、携帯電話やコンビニエンスストアは便利だとか。
昔は女の子と知り合って、その後も連絡をしたかったらまず電話番号を聞くのが当たり前。
しかも自宅の番号だから、家族の誰が出るか分からない。
父親が出た時、母親が出た時、と脳内マニュアルを用意して繋いでもらい、
やっと彼女の声を聞けたときの嬉しさといったら…と話す。
あぁ…、なんか分かる気がするなあと感心。
あと想いを伝える手段として手紙があるが、
手紙を書いてポストに入れて、相手に届くまでのドキドキ感、
そして返事が返ってきた時の嬉しさ。コレはたまらないと話す。
なんかいいですね、こういうピュアな恋愛話。
それが今や携帯電話でダイレクトに話が出来、
手紙を送るならメールで即送信、即返信で胸高鳴るドキドキ感というのは確かに薄れたのかもしれない。
一度ラブレターを書くことをオススメします。と、タカミー。
でも半紙に巻物のように書くのはどうかと(笑)
幸ちゃんも「定形外」と突っ込んでましたが、突っ込むのそれ以前にあるからさ。

後半戦は固定ナンバーで展開。
今回の後半戦は非常に濃い展開で大好きであります。
…明日の鐘のラスト以外(笑)

アンコール1発目、さすがに千葉でも旗を振ることはないだろうと思ってはいたが、
まさか『STARSHIP』が来るとは全くの予想外。さすがだ。
続く『ロックンロールナイトショー』はタカミーと幸ちゃんがステージ脇に来てくれます。
今日の自分の座席位置で一番の恩恵を受けられる曲といえるでしょう。
すっごい近いです。端ではなかったので、さすがに手は届きませんでしたが。

お次はロックンロール3兄弟登場。
今日のヒコロックの紹介は末娘ではなく、母親になってました。
やっぱり女なのね(笑)

続けてBEAT BOYS登場!
なんか幸ちゃんとタカミーがすごい盛り上がってます。
桜井さんが喋ってる後ろではしゃぐはしゃぐ。
仕舞いには背中に乗っかっちゃったりして、無駄なところで体力消耗してます。
そしてローディを呼んで、それぞれがギターを抱えるが、
タカミーのローディだけ何故か妙に挙動不審。
なんとそのローディはお笑いコンビ「キングコング」の一人が扮したものでした!

自分テレビをほとんど観ない上、お笑いは更に輪をかけて知らないので、
当然このコンビも全く知りませんでした。
なんか会場は盛り上がってるんですが、完全に置いてかれてました。

正体が分かると今度は続けざまに相方やカメラ等が登場し、
突然のテレビ収録に。
カメラがステージに入ってきたとき、めっちゃレンズこっち向いてたんですけど…(汗
やだなぁ…。

そのキングコングというお笑いの二人がやってる「音楽戦士」という番組の収録だったみたいです。
番組宣伝と、正直ちょっと寒いネタをひとつ披露して去っていきました…。
他のオーディエンスの皆さんは結構盛り上がってましたね。
私お笑い苦手なので、イマイチでしたが…。

ステージに3人だけになると、次の曲『Yellow Sunshine』へ。
その後、一人ずつメンバー紹介を済ませてから『夢よ急げ』で締め。

そしてラストのMC。
さすが地元と言わんばかりのノリを絶賛。
熱視線ビームって何だ(笑)
すっかり盛り上がってしまって衣装の胸元をはだけるタカミー。
もう黄色い声飛びまくりです。「もっと脱いでー」等という大胆な声も。
ワタクシ、同姓の裸には興味ないので、そんなに脱がれても…って感じですが(笑)

そして恒例の同窓会の話。
始めのうちはぎこちなくて会話も他人行儀なんだけど、
時間が経つにつれてだんだん打ち解けてくると言う。
それはまるで、水割りの中に丸い氷を落とし、それが溶解するようだと言う。
この例えを聴いて、会場は盛り上がる。
タカミーも我ながら上手い事を言うな、と自画自賛。
そしてどんどん気持ちが遡っていくと、
タカミーが乗ってた自転車の色まで思い出す人が出てきたとか。
どうやらタカミーは黄色い自転車に乗ってた模様です(笑)
仕舞いには髪を引っ張って、「本当に本物か?」等と失礼な事を言う人もいたらしい。
たまらず「俺”は”本物」と切り返したと話すと、
横で聞いてた幸ちゃんが「俺だって本物だよ!」とたまらず主張(笑)
この辺のやりとりはさすがと言える呼吸の合い方ですな。

話は戻り、一番大切な存在を失ったとき〜という話へ流れ、
ラストナンバー『君に出逢ったのはいつだろう』で終演。

今日もオーディエンスが粘り、棚瀬マネージャーを引き出すことに成功。
三三七拍子と万歳三唱で本日のコンサートも無事終了です。

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