THE ALFEE 30th anniversary 2004
Travelin' band

2004/10/27 よこすか芸術劇場

Rainbow in the Rain
High-Heel Resistance
真夜中を突っ走れ
孤独の美学

*** MC坂崎 ***

Love Never Dies
My Truth
NEVER FADE

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

恋人の歌が聞こえる
シュプレヒコールに耳を塞いで
幻夜祭

*** MC高見沢 ***

Far Away
孤独の影
Nouvelle Vague
LIBERTY BELL
明日の鐘

*** ENCORE 1 ***

Victory
ロックンロール・ナイトショー

(ロックンロール三兄弟)

Yellow Sunshine
夢よ急げ

*** ENCORE 2 ***

*** MC高見沢 ***

君に逢ったのはいつだろう

(全20曲)

さて、いよいよ2本目。よこすかです。
自分は5階席という事で、完全に上から見下ろす形です。
前回正面から見れたので、まぁ別の角度から見ること自体は悪くないんですが…。

今日のチケット 今日のチケットです。
春のチケットより更に進化して、
全面的に違う写真で作られて
いるのが分かります。
こういう事するから余計チケットが
取れなくなる、っつーのに。
しかし取れた方にしてみれば
コレがまた嬉しいんですけどね。

上のセットリストを見ると分かるんですが、
初日市川と曲目同じだったんですよ。
もちろん間のMCや繋ぎは全然違いましたが。
今までTHE ALFEEのライブ何十本と参加してきて、
同じ曲目だったのは初めての体験ですねぇ。
まぁ今回の構成自体はかなり気に入っているので、コレはコレで全然いいんですけど。

スタートのパターンは全会場で同じように踏襲していると思われる。
この手前のカーテンがまたいいですね。
98年を区切りに一時期なくなったけど、
意外とオープニングの演出として大きな効果を持ってると思われます。

最初の幸ちゃんのMCは、各階の声を聞くところから。
お馴染みのやつですな。
そして今日は手短に次の曲へ。
「秋のツアーに相応しいラブソングを」と言って、次の曲へ振っていた。
前回いまいちピンとこなかったけど、
秋は恋の季節、とでも言いたかったんでしょうかねぇ。
色恋沙汰にはてんで鈍い私にゃ気付きにくいですよ。

さて次はラブソング『Love Never Dies』から構成されるシングル曲パート。
曲目が変わるとしたら、この辺がありがちかなと思ったんですが
まさか同じだとは思いませんでした。

次のMCは、これも恒例のアンケートから。
まだツアー始まってそんなに経ってないので、初日という人が圧倒的でした。
あとは毎回必ず居る生まれて初めての方。
こうやってファンも世代を継いで行ってるんだから大したもんだ。

桜井さんを紹介した後は秩父のお話。
桜井さんの故郷、荒川村が合併されて秩父市になってしまうとの事。
幸ちゃんにとってはいい笑いのネタになっているようだが、
桜井さんにとっては自分の生まれた地名がなくなってしまうのは
やはり寂しいとの事。
まぁ幸ちゃんも本気で楽しんでるとは思わないけど、まぁでも確かに寂しいものはありますね。

タカミーが登場した後は何故かお笑いの方向へ。
自分は若手のお笑いとか見事なまでに全然知らないんですよ。
そもそもお笑いタレントが出るような番組を基本的に観ない、っていうのもあるんですが。
なんで、タカミーが「これ好き」とか言って
いくつか最近出て来た若手のお笑いのネタと思われるものを披露してたんですが、
まったく知りませんでした。
自分が観ていないことからの偏見なんでしょうが、
タカミーがお笑いをマメに観てネタを覚えてる事にちょっと意外性を感じました。
T*2 SHOWとか堂本兄弟とかの影響ですかね。
テレビに対する抵抗がなくなったのかな?と思わせる言動は。

続いてテレビネタからの流れで血液型別の相性判断の話題へ。
THE ALFEEはA,A,Oの3人で、その番組の判定からすると相性が非常にいいらしい。
そしてここでタカミーの天然発動。
人の話全然聴いてねーーッ!
突っ込まれてもとぼけてるし。
さすが最後のオイシイ所をすべてかっさらっていくプロフェッショナル!

次はアコースティックコーナー、というわけではないが
3人イスに座って生ギターのみで演奏。
そして締めに『幻夜祭』。
学生運動の時代をテーマに歌った曲が並ぶ。

そしてタカミーのMC。
歌の内容を引き継ぎ、学生時代の話から入り、現在の話へ。
時代はどんどん移り変わり、思えば遠くまで来てしまったな、というような内容。
まだ20代の自分でさえ、自分が子供のころとはとんでもなく違う日常になったというのに
50の人間からしてみればどれほどの変化なのか想像すら難い。

そして後半戦。
ここの曲群は本当に凄まじい。
『幻夜祭』と『Nouvelle Vague』を1回のステージで両方楽しめるのがポイント。
ところで『明日の鐘』の後奏はこんなんでしたっけ…。
なんか『祈り』入ってるYO!
頼むからタカミーの暴走を止めてー!あと長谷川さんも…。
綺麗なハイトーンの「Ah-」のコーラスもなくなっちゃってるし。
ココはやはりガットギターの柔らかく繊細な音色で攻めて欲しい所です。

アンコールは『Victory』から。
やはり旗の数はイマイチですねぇ。今日が初日の人が大半だったからでしょうか。
カナケンあたりでは周知の情報になるんでしょうが。
そして『ロックンロール・ナイトショー』と続く。
この曲、幸ちゃんとタカミーは積極的にステージを右往左往するんですが、
今日のステージは丁度端のカーブの部分がかなり手前までアンプで塞がれてて足場が細くなってたんですよ。
勢いのついた幸ちゃんがそこに突っ込んで、結構危ういバランスで渡ってましたね。
初公開、幸ちゃんのイリュージョンが出るかと思ってしまいましたよ。

続いてはロックンロール3兄弟のコーナー(?)
相変わらず値札付けっぱなしのサングラス引っ掛けて陽気を醸し出してました。
相変わらずヒコロック(タカミー)は末娘にされてたし(笑)
カヴァーした曲も市川と同じでした。

そして続いてBEAT BOYSの『Yellow Sunshine』なんですが、ここでのくだりが変わってました。
市川ではTHE ALFEEがBEAT BOYSのカヴァーをやる、という設定だったんですが、
今回はBEAT BOYSそのものに扮して、BEAT BOYSが楽器を覚えてきたという設定に。
いや、まぁ内容自体はそう変わりはしないんですが。
ただ3人でお揃いの上着を着ている場面はなかなか新鮮だったような気がします。

その後はメンバー紹介をして『夢よ急げ』で中締め。

ラストはタカミーのMCから。
小中学校合同の同窓会に出席してきたというお話。
見てくれは変わっても、一度話し出せばすぐに昔のあの頃に戻れる、といったような暖かい話。
ただ、年代的に中にはすでに亡くなっている方もいて、時の流れを感じずにはいられないと言う。
大切な存在、最愛の存在を失うことはとても辛い事だけれど、
もう会えないと思うんじゃなくて、自分が生きている限りまた逢えるかもしれないよね。と思いたいと話す。
ロマンティックな考え方だけど、なんて断っていたけど
それでいいんじゃないか?って気がする。
まぁタカミーが言っていく分には、という付加要素もあるけど。

ところでこのお話、市川で聴いたのとほぼ同じ内容。
実は気になってるんだが、3人が登場したときにタカミーの前にだけ譜面台が置かれるんですよ。
んで、歌に入る直前で片付けられるのね。
だから歌用の譜面の類ではないなとは思うんだけど、
まさかMC用のカンペ?!
…いや、だとしたらちょっと興醒めなんですが…。
いや、いいんですけどね。
でもMCの時のタカミーの目線が滅茶苦茶読んでるんだよなぁ。
えーー、って感じです。
真相は如何に。

ラストは『君に逢ったのはいつだろう』で美しく締め。


曲目が変わってなかったのは、ある意味新鮮。ちょっと残念。
と半々な気持ちですかね。
でもオープニングの4曲目とか、今までの傾向で行くと可動位置の曲に聴きたい曲があったりしている場合は、
今回みたいに変わらないのもそれはそれで安心できていいかも?

MCはまったく別物なので、その点では安心でしょうか。
今回新潟の震災を直前に迎えており、タカミーあたりがその話題に触れずに居られまいと思ったけど
まったく触れませんでしたね。ちょっと意外。
オープニングで幸ちゃんが言っていた
「最近は暗いニュースもありますが、今日だけは日頃の嫌な事すべて忘れて楽しんでいってください」に
3人の思いが凝縮されているのかな。

ツアーも最初の1ヶ月を終え、そろそろ内容にも変動が見られる頃。
次回の参加時の変化が楽しみであります。

ツアートラック白 ツアートラック黒
ツアートラック白背面 帰り際、会場を後にする際に撮ったツアートラックの雄姿。
とても全身は納まりきらなかったので、斜め視点でコンテナだけ。
白トラックの写真の後方に写っている人で大きさの程が知れるかと
思いまする。
まぁコレはコレでパースが付いていい感じに写ってるかな、と。
左の写真は白い方のトラックの背面に描かれていたもの。
側面だけかと思いきや、芸が細かくて感心してしまいます。

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