THE ALFEE 30th anniversary 2004
Travelin' band

2004/10/07 市川市文化会館

Rainbow in the Rain
High-Heel Resistance
真夜中を突っ走れ
孤独の美学

*** MC坂崎 ***

Love Never Dies
My Truth
NEVER FADE

*** MC桜井、坂崎、高見沢 ***

恋人の歌が聞こえる
シュプレヒコールに耳を塞いで
幻夜祭

*** MC高見沢 ***

Far Away
孤独の影
Nouvelle Vague
LIBERTY BELL
明日の鐘

*** ENCORE 1 ***

Victory
ロックンロール・ナイトショー

(ロックンロール三兄弟)

Yellow Sunshine
夢よ急げ

*** ENCORE 2 ***

*** MC高見沢 ***

君に逢ったのはいつだろう

(全20曲)


今年の春ツアーは悲惨な状態で終わってしまったものの、
秋ツアーは初日から参加できるという
いきなりの幸運に恵まれました。
というわけで、市川まで行って来ました。
市川を名乗ってますが、実際は隣の本八幡で下りないといけないのが曲者。
知らずに改札出てしまうと泣けてきます。
最初に行ったとき、知らずに出そうになったなぁ。
それを知ってか、市川の改札には文化会館への案内板があるんですよね〜。親切〜。

とまぁ、蛇足は切り上げて会場に入ります。
夏イベと違って、さすがにホールコンサートでステージを撮る訳にいかず
代わりに別のものを撮ってみました。

今日のチケット 今日のチケットです。
今回もツアー日程全会場で
チケットデザインが異なるので
たくさん参加できれば
ちょっとしたコレクターです。

ツアーグッズのバームクーヘンの展示 ツアーグッズのチョコレートの展示
これはロビーに展示されていたツアーグッズたち。
左のバームクーヘンはガラスケースの反射がきつくて写り悪いな。
右はチョコレート。モロゾフ社の提携だとか。
これがまた面白いんですが、チョコレート個々の包装が
『ラブレター』からのシングルジャケットになってるんですよ。
実際の商品にはランダムで10枚が入っているので、これも
コレクション魂をくすぐります。

そしていよいよ開演。
フロントカーテンに宇宙の映像が投影され、
1曲目『Rainbow in The Rain』冒頭の「Wow wow…」のフレーズとともに
3人のシルエットが浮かび上がる。
カーテンが上がり、3人を直に拝み、遂に初日スタート!

1曲目もさることながら、2曲目も久しくやっていない一曲。
オープニングはアップテンポの曲群で一気に盛り上げる。
個人的に『孤独の美学』は久々に聴きたいな〜と思っていたので、とてもナイス。

そして幸ちゃんのMC。
初日という事で、会場にきたオーディエンスは次に何をするのか、とか全く知らないわけで、
それが本人達には妙な優越感を感じさせるんでしょうか。
しきりに次を誰も知らない、という事を誇示していたように思います。
どうせ毎回曲変わるんだから、次知ってるって言ったとしても大して宛てにならないくせにー。
とか思ってしまいますが。

そして何を根拠に「秋に似合う」のか謎ですが、
そういう曲振りで次の『Love Never Dies』へ。
特に秋を感じさせるフレーズはないような気がするんですが、如何に。
その後も『My Truth』『NEVER FADE』と、珍しく1ブロック全部シングル曲で攻めてきました。

そしてイスが登場し、ステージ上の幸ちゃんが座ると会場全体も腰を下ろし、
まったりMCモードへ。
先程と同じく、次が知られていないというのは本人達にはたまらないご様子。
口ぶりが嬉しそうです。
そして恒例のアンケート。
今日はツアー初日なので、生まれて初めて来た人しか訊きませんでした。
あ〜、こういう所でも初日の妙な新鮮さを感じさせますね。

そして桜井さんの登場。今日の主な話題は家での服装でした。
桜井さんは家では短パンで過ごしているそうです。
ただここんところ急に寒くなってきたので、ちょっと前までの話みたいですが。
んで服装の話になると外せないのがこのお方。
紹介の前に二人で散々言い放題でした。
スケスケのネグリジェだとかベビードールだどか…。
うおぉ…、やめてくれ〜っっっ!!キモイよッッッ!!
しかもそれだけでは飽き足らず、二人がもしそんなものを着てたら…というところまで発展。
そりゃ、通報しますた(´д`)
ってなるわな。

と、本人を呼ぶ前に好き勝手に盛り上がったところで、やっとタカミー登場。
さて、実際はどうなのかというと、本人曰く余ったステージ衣装を部屋で着てるらしい…。
明らかに嘘臭いんですが、
いやまさかな…と思わせてしまうところがタカミーの凄いところでしょうか。

タカミーが登場したところで花丸の話に。
やはりというか予想通り寝ないで出演してたらしいですね。
あの番組はお目覚で軽食というかオヤツというか、まぁ一口食べるものが出てくるんですが
これから寝る状態で出たんだからお目覚じゃないよね、という話に。
ここでタカミーの天然発動といいますか、お目覚じゃないならと言って「寝食(ねしょく)」という言葉を生み出す。
みんなに「言わないよ〜」と、キツイツッコミを浴びておりました。
でタカミーが食べてたパンですが、ネット販売オンリーってことで
桜井さんが俺は一生食べれない、ってグチってました。
何故あんなに高いのか?という話にもなりましたね。
厳選素材の粉と使ってるかららしいんですが、ここで幸ちゃんが口を滑らせて「パン粉」とか言うから
「パン粉はパンの子供なんだ」とか「カレー粉はカレーの子供だ」とか
取り留めのない方向へ話が流れ出す。

桜井さんがストッパーとなり話が止まったところで
先日出したベストアルバムの話に。
改めて訊き直すといい曲だ、とタカミーを絶賛。
そしてその中から最近やった覚えがないという曲を、ということで次へ。

曲は『恋人の歌が聞こえる』。確かに生で聴いたことあったかな?というくらいレアな曲かも。
しかも今日は本人達も初めてと証するアコースティックヴァージョン。
桜井さんはコーラスのみで幸ちゃんとタカミーは生ギター。
いいですねぇ、この曲。
続いてはアコースティックスタイルでは定番の『シュプレヒコールに耳を塞いで』。
間奏でやたらタカミーが張り切って弾きまくるのは指を折った時からだったでしょうか。
すっかりこのアレンジが定着した模様。
そしてこれも久しく聴いていなかったと思われる『幻夜祭』。
幻夜祭キターーー(゚∀゚)ーーーー!!
この押し寄せる程の迫力や緊張感がたまりません。
プログレアルフィーの真骨頂といった所でしょうか。
はあぁ〜、何度聴いてもコレはカッコえぇ…。

続くはタカミーのMC。
前2曲の流れから、学生時代の話がメイン。
学生運動があった時代背景を絡めて、学生時代の話をしてくれる。
難しい事を話してた綺麗なお姉さんがいた、とか結構軟派な話でしたねぇ。

後半戦は『Far Away』からスタート。
今回何がすごいってココがすごいッッッ!!
締めの『明日の鐘』までまさに息付く暇すら与えぬ怒涛の展開。
これほどまでに激しい選曲は滅多にあるものじゃないだろう。
『明日の鐘』が終わる頃にはもう惚け状態。素敵過ぎますっ!

アンコール一発目は『Victory』。
しまった!フラグ持ってくるの忘れたぁーーーっ!
ってことで他の皆さんも結構忘れていたようで、フラグが上がっているのはチラホラ程度。
ぬかったわ…。唐突に歌うからなぁ。
続いては幸ちゃんハンドマイクの『ロックンロール・ナイトショー』。
これもすごい盛り上がる。一気に会場の熱が上がる感じ。

その後はちょっとしたスペシャル企画。3人でタグの付いたままのサングラスを着け、
タカミーは襟巻き状のフェイクファーぶら下げて
洋楽カバーを何曲か披露。

メンバー紹介も済み、次は伝説のあのグループの曲をやるぞと煽る。
正直Queenとか、そっちの方を予想してたんだが、
それを大きく外れて答えはBEAT BOYS。ナルホド。
BEAT BOYSの『Yellow Sunshine』の後は締めに大きく盛り上がる『夢よ急げ』。

三度登場後はタカミーのMCから。
なんでも先日小〜中学校の同窓会があったらしい。
変わってしまった人は出席していなかっただけなのかは謎だが、
思ったほど変わっていなくて良かったらしいです。誰が誰、と認識できる範囲だった模様。
しかし悲しいことに中にはすでに亡くなっている方もいるという。
そして最愛の人や物に出会う喜びや、またはそれを失う悲しみを経験していく事こそが人生
と語る。
そして今日のラストナンバー『君に逢ったのはいつだろう』へ。


今日は何がすごいって、まず自分の趣味を交えるがその曲目が素晴らしい。
久々に聴きたいと思っていた曲やらを見事に網羅していた、とでも言おうか。
初日のインパクトも手伝って、非常に衝撃的な公演だった。
まだツアーは始まったばかり。
このレベルの内容を年末まで楽しめるわけですよ。
まったく素晴らしいです。

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